ミス慶應コンテスト2014 EntryNo.6 西村萌

第66歩♥︎ネパールの現状

皆様、こんばんは。
私は今、お風呂に浸かりながら
ブログを書いています。笑

ずっと書くと言って、
短いブログばかり続いてて
申し訳ありません;_;

最近、1人でぼーっと色んなこと考えてしまいます。

大人な自分もいれば
子供な自分もいて

葛藤することが多いです。

そんな今日は、ネパールで訪問したHIV感染者保護施設で感じたことを書きたいと思います。

この写真は、HIVに感染してるネパール人のいる場所を示すものです。

この写真に写っているネパール人の方々は、HIVに感染しながらも、同じような人が増えないように活動を行っている方々です。

この写真にうつる赤い服を着た女性。
この方は、
16歳の時にヤギに餌をやっている時
突然何者かに睡眠薬のついたハンカチを口に当てられ、
知らない場所に連れて行かれたそうです。
気づいた頃にはもう手遅れで、インドにある知らない部屋に監禁されたそうです。

何を言っても、彼女の話なんて聞いてくれる人はおらず、
部屋に来る男の人の相手を強引にさせられる、そんな2年〜3年間を送ったそうです。

彼女は、その後
父親が探し当て、迎えにきてくれたおかげで、家に戻ることができましたが、そこでHIVに感染したそうです。

実体験を生で聞いた私は、
顔の表情を変えることができず
言葉も出ませんでした。

ネパールには、認知されている範囲では、285人のHIV感染者がいます。そのうち245人は保護されています。

主な感染の原因としては、性交渉と思われがちですが、麻薬なんです。

同じ注射器を使いまわして、それでHIVが広がっているそうです。

政府からこの団体に薬は提供されているようですが、
政府が何か対策をとってくれるわけではないそうです。

この団体は、どのような対策をとっているのか、聞いた時に返ってきた答えに驚きました。

”麻薬を辞めさせるのは、言ってもきかないから、とりあえず注射の針を変えるように訴えている。”

その場にいた全員が聞き返しました。

”麻薬は法律で禁じられてますよね?そこはどうするんでしょうか??”

”麻薬を止めるのは無理です、そこはもう諦めています。”

”政府が動いてくれないと、お金がない私達が、全てを解決するのは難しいんです。”

というのも、麻薬をやっている者を取り締まる任務を授かっているはずの警察官が麻薬を使用しているとか。

そもそも、政府も警察も癒着があり、上に立つ者、国を統括する人間が自分達の金儲けのために、任務を怠っているんです。

私達は、HIV感染者保護施設に行ったため、そこにばっかり目が言ってましたが、その後ろに、大きな大きな問題があるんです。

それに気づいたのは、そのあと訪問した孤児院と、人身売買の防止活動を行っているマイティーネパールの方の話を聞いに行った後でした。

みんな口を揃えて言うのが
”政府が動かないから”
なんです。

貧困が原因で
人身売買を行い、
帰る家のないストリートチルドレンが
道路で麻薬を吸い、
自らの身体を売ってお金を稼ぐ女性がHIVにかかる。

それを止めようとする人達も、
貧困でお金がないため、活動範囲が限られてくる。

貧困が貧困を生む。

けど、国の政治家達は
豪華な家を建てて
食事を食べて、、

お金はあるのに、使い所を間違っているんです。

若い頃は、国を救いたいと政治家を目指す人達もいざお金を手にすると、
人が変わるそうです。

どうやったら解決するのか、、
問題が多すぎて、私達には手の施しようがない、そう感じました。

その中で私達が出来ることは、小さな支援を続けることと、考えることをやめないこと。

そして、私たちの次の世代に
このような問題を教えて、
私達のように支援をする人間を増やすこと。

これぐらいしか、まだ考えることができてません。

でも根本的な解決が無理ないま、
少しでも小さな支援を出来ればいいなって思ってます。

まだまだ解決には長い時間がかかりますが、私達の支援先の小学校の子供達が大人になる頃、少しでも未来が明るくなっているように、
ボランティアを頑張りたいと思っています。

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moe…..

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