どのようにしてひとは兵になるのか
という本で、
「人はどんな異常でも正常だと感じることができる」
とありました。
例えば日本が戦争していたころの本を読んで
どうして命をかけてまで敵に立ち向かえるのだろう
どうしてもっと幸せになる道を考えないのだろう
と、異常な目で見てしまうことありませんか?
ですが、どんなに異常な環境だって、
それを正常だというひとに囲まれ、
だれも異常なんだって言ってくれず、
追い詰められていれば
ほとんどの人は自分の置かれている環境は正常なのだ、
と思ってしまいます。
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でも、これって戦争のときに限らなくて、
いま、自分や、自分と繋がっているひとの中でも、
こういうことあるかもしれないです。
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自分は何もできない、強みなんてないだ。って言っているのが悲しかったです。
すごくキラキラしたものを持っているのに
近くにありすぎて気づかないから
本人は強みだなんて思ってなくて
自分はいつも失敗してまうから、いつもこうなんだって。
自分には強みがなくて、失敗してしまう環境が正常だって思いこんでしまうと
いろんなチャンスを逃してしまいます。
大切な強みをほめられても、笑顔でありながら
お世辞でしょって思ってしまうし
ちょっと背伸びして挑戦できそうなのに
自分にはまだ・・・って、思ってしまう
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もし今が幸せだって思っていなくて、
自分が好きじゃないなら、
それが正常だって思ってほしくないです。
人は幸せで、自分の事が大好きなのがデフォです。
友達に、自分のいいところ聞いてください。
私も、最近聞かれることが多いので、正直に伝えています。
もし聞かれたら、恥ずかしがらずに、ありったけいいところを伝えてください。
えらそうに書きましたが、私もまだまだ途中です。
2015年。
みなさまも、私も、幸せになれますように。
と思い、自分なりに思ったことを書きました。
高井ひろえ